真夜中過ぎにて -’Round About Midnight at the Cafe Bohemia / Kenny Dorham [Blue Note BLP 1524]

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 ケニー・ドーハム(Kenny Dorham)は、かすれ気味だが艶のある、ハスキー気味な音を「らっぱ」から紡ぎだします。
 アップ・テンポの火を吹くかのようなソロでも、しみじみとしたバラードでも同じ「音」で、飄々と吹き綴る・・・そこが、ケニーの魅力かな。


 ケニーの一番人気アルバム「Quiet Kenny / Kenny Dorham [New Jazz NJLP 8225]」では、バラードで深い印象を与える、ケニーの「音色」を楽しめる・・・と思う。

 今回紹介するアルバムでも、6曲目に味わい深いバラード演奏が収録されていますね。

 『Thank You ・・・(中略)・・・ Autumn In New York!

 かわいい(笑)!感じのケニー自身のアナウンスから、ボビー・ティモンズ(Bobby Timmons)のピアノ・イントロを経て演奏が始まる。
 しみじみと、一音一音噛みしめるように吹き綴る、ケニーのトランペットの説得力の凄い事よ。
 ライブ・ハウスの一番隅でいいから、生で一度、彼の演奏を聴いて見たかったなあ・・・。

●’Round About Midnight at the Cafe Bohemia / Kenny Dorham [Blue Note BLP 1524]

01. Monaco (Kenny Dorham)
02. ‘Round About Midnight (T.Monk)
03. Mexico City (Kenny Dorham)
04. A Night in Tunisia (Gillespie-Robin)
05. Autumn in New York (V.Duke)
06. Hills Edge (Kenny Dorham)

Kenny Dorham (tp) J.R. Monterose (ts) Bobby Timmons (p)
Kenny Burrell (g) Sam Jones (b) Arthur Edgehill (ds)
Recorded on May 31, 1956 at “Cafe Bohemia”, NYC

<おまけコメント>
 ケニーは、チャーリー・パーカー(Charlie Parker)のバンドに退団するマイルス・デイビス(Miles Davis)本人の推薦により参加しております。
 またその後、ドラムスのアート・ブレイキー(Art Blakey)、ピアノのホレス・シルバー(Horace Silver)らと「JAZZ MESSENGERS」を結成。

 今回のアルバムはケニー自身のバンド、「ジャズ・プロフェッツ(Jazz Prophets)」に、ケニー・バレル(Kenny Burrell)がゲスト参加したもの。

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※注意:この記事は、「加持顕(かじあきら)の棚から選んだじゃず(JAZZ)」のアーカイブです。

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