弥彦山頂の彌彦神社・御神廟へ初めて参拝

弥彦山麓に広がる、越後国一宮として全国的に名高い彌彦神社(弥彦神社)。

彌彦神社・御神廟(弥彦山頂)を参拝

彌彦神社は「弥彦山(標高634m)を神体山として祀る神社」だそうなので、その弥彦山頂に鎮座する御神廟(奥の宮)を参拝するのが、一番みたいですね。

彌彦神社・御神廟(弥彦山頂)を参拝

なお、山頂の高さ634m(ムサシ)は「東京スカイツリー」と同じだとか・・・。

彌彦神社・御神廟(弥彦山頂)を参拝

先日、急に思い立ち、弥彦山頂に鎮座する御神廟(奥の宮)へ、初めて参拝してきました。山頂にあるので、山登りをする覚悟を決めて参拝する必要のありますので・・・。

彌彦神社・御神廟(弥彦山頂)を参拝

結果は大正解。麓の彌彦神社(弥彦神社)とは、異なる「大変素敵なパワーに満ちた空間」でした。

なお、「御神廟」とは「神の霊をまつった所」だそうなんで、言い換えると「墓所」にあたる訳ですね。
神様を祭る場所なので、「古墳」とも違うか・・・。

彌彦神社・御神廟(弥彦山頂)を参拝

御神廟(弥彦山頂)の御祭神は、越後国開拓の祖神「天香山命 (あめのかごやまのみこと)」と、その妃神「熟穂屋姫命(うましほやのひめのみこと)」。

ご夫妻である神様が祀られているためか、御神廟は「縁結びの名所」らしいです(真偽不明)。

妃神・熟穂屋姫命は、長岡市寺泊野積にある「妻戸神社」にも、祀られているようです。その地には、悲しい伝説が残されているようですね。

彌彦神社・御神廟(弥彦山頂)を参拝

さて、御神廟(弥彦山頂)参拝の起点は、弥彦山9合目。

私は、弥彦山スカイライン駐車場から約1分、クライミングカーを使い、辿り着きました。
他、弥彦山ロープウェイ・山麓駅から約5分の山頂駅を経由します。

弥彦山9合目から山頂までは、徒歩で700m。普通9~15分くらいかかる模様。やや急な整備された山道を、山頂までひたすら昇ります。

山頂までの途中には、新潟県内の主要放送局の電波塔施設(送信所)が立ち並んでおり、この事からも、弥彦山山頂から新潟県内が見渡せる事が実感出来ます。

彌彦神社・御神廟(弥彦山頂)を参拝

弥彦山頂にある「彌彦神社・御神廟」です。訪問時には、海の向こうの佐渡ヶ島がよく見渡せました。

彌彦神社・御神廟(弥彦山頂)を参拝

山頂到着時、真っ先に気になったのは、「御神廟」の鳥居が、関西方面に向けられている事。越後国に赴かれる前のお住まい、「紀伊国熊野邑(現・和歌山県新宮市)」の方向なのでしょうか?

草が生い茂る状態なので、未確認ですが、2つの「御神廟」が仲良く並んでいるそうです。
蛇足ですが、天香山命と妃神・熟穂屋姫命は、異母兄妹のようです。

彌彦神社・御神廟(弥彦村弥彦3606-1/弥彦山山頂)

●弥彦山ロープウェイ利用の場合、山麓駅から約5分で山頂駅(弥彦山9合目)に到着。
下車後、山頂まで徒歩で700m。9~15分くらいかかる模様。

●車利用の場合、弥彦山スカイライン駐車場から山頂駅(弥彦山9合目)には、
クライミングカー利用でも行く事が可能です。約1分くらい。

●登山の場合、表参道登山口(弥彦駅から徒歩で15分)から山頂まで初心者の方で1時間30分。