B.B.J.P.・第16回新潟ジャズストリート0717

「第16回新潟ジャズストリート」のライブレポート17日(土)分の第13回目。
今回は、市民プラザ(NEXT21 6F)で行なわれた「B.B.J.P」です。
 
B.B.J.P.・第16回新潟ジャズストリート0717-01

和やかな雰囲気の会場での演奏、矢川倫代(vo)さんの司会で進行していきました。

このバンド、モダン・ジャズの名曲をビックバンド・アレンジしたスコア中心に、演奏してましたね。

モダン曲のラージ・アンサンブル主体というのは、新潟ビックバンド界では異色の存在かなあ。
<演奏曲など>
ミディアムテンポの「Doxy (Sonny Rollins)」は、広田賢治(ts)さんの豪快なテナーをフューチャー。
バックでは楽しげなアンサンブルで、盛り上げておりました。

「My Romance」は、吉田和夫(g)さんをフューチャー。
優雅なアンサンブルを挟んで、ソロをたっぷり演奏する形でしたね。

続く「Secret Love」では、トロンボーン隊をフューチャー。

 
B.B.J.P.・第16回新潟ジャズストリート0717-03
ビックバンドではアンサンブルの裏方役が多いトロンボーンですが、「Four Freshman & 5 Trombone」
などの作品があるように、アンサンブルの主役になると小粋な感じが増しますね。
途中のソロは、松村明彦(tb)さん。

メンバー紹介を挟んで、矢川倫代さんのヴォーカルを3曲程・・・。

 
B.B.J.P.・第16回新潟ジャズストリート0717-02

「(曲名聞き損ねたw)」、「スイングしなけりゃ意味ないね」、「Misty」と続きました。
(個人的には)艶やかな低音域が魅力の矢川倫代さん。これからも注目のお方であります。

そして、ビックバンドのみの演奏に戻ります。

まずは「Tribute To Miles」と題された、トランペット・フューチャーの作品を。

いずれも、マイルス・ディビス(Miles Davis)のオリジナル演奏を、忠実にアンサンブル化した演奏。
構成は「So What」~「All blues」~「Seven Steps To Heaven」~「MilesTones」の4曲。

随所にトランペット・ソロを挟み、バトル風の白熱した演奏を繰り広げておりました。

バラッド風味の「ランディー」は、サックス・フューチャーの曲。

 
B.B.J.P.・第16回新潟ジャズストリート0717-04

で、ラストの軽快な「Cherokee」も、サックス陣の2人をフューチャー。
最後にドラム・ソロも登場し、会場を盛り上げておりました。

アンコールの最初は、ヴォーカルの「A Foggy Day」だったかな。
(この辺から記憶があやしいので、間違っていたら御免!いつもあやしい、という意見は却下w)

そして、観客席からの「(もっと)アンコールないの?」の声に応えての「What A Wonderful World」。
確かピアノ、ベース、トロンボーンという小編成で、ソウルフルで聴き応えある演奏を・・・。

B.B.J.P.・第16回新潟ジャズストリート0717-05

リーダーの肥田野弘之 (tp) さんはなんと(笑)、新発田高校ブラスバンド部のOBさんだそうで。
機会があれば、在学時のエピソードなど聴かせてもらいたです。

★参考リンクです。

BBJP:BigBand Jazz Project @web :OFFICIAL WEB SITE
http://www4.ocn.ne.jp/~bbjp/

会場32【第16回新潟ジャズストリート~デューク・エリントン・メモリアル】

●2010年07月17日(土) ★15:30-16:30

♪B.B.J.P.@市民プラザ(NEXT21 6F)
肥田野弘之 大橋瑠子 渡辺智則 矢島光明(tp) 藤田厚 松村明彦 田村誠 山崎(tb) 
大脇裕一 真柄幸治 広田賢治 坂爪陽子 豊岡正道 池端奈津子(sax) 齋藤雅穂(fl) 
石堂ナオ 高橋優香(p) 吉田和夫(g) 小黒仁(b) 佐藤圭(ds)
矢川倫代(vo)

市民プラザ(NEXT21 6F)
http://www.niigata-siminplaza.ecnet.jp/

住所 新潟市中央区西堀通6 NEXT21 6F
電話 025-226-5500

なお詳細なデータ等は、「新潟ジャズストリート」公式HPをご確認下さい。

 

新潟ジャズストリート – Niigata Jazz Street
http://www.niigata-jazzstreet.com/