五十嵐一生&TOKUクリニック、敬和学園高校器楽部

2011年06月17日(金)夕方。

敬和学園高校のチャペルにて行われた、五十嵐一生(tp)&TOKU(flh,vo)という、超大物

ミュージシャンによる特別クリニックを、仕事早めに済ませ、お邪魔してきました。

事前情報を聞いてからすぐ、敬和学園器楽部の生徒さんとコンタクト取り、無理矢理お願い(笑)。

無理かなあと思っていたら、担当の辻元先生が快く許可してくれたので、助かりました。
 

さて、新潟県内随一のジャズ演奏力を誇る「敬和学園高校器楽部 Jazz Hornets」と、
五十嵐一生 &TOKU のお二方がどんなやり取りを繰り広げるか、とても楽しみにしてました。

※以降、適度に写真挟みます(文章の流れと合ってない事もあります)。

会場に到着すると、すでに五十嵐一生 &TOKU お二方の姿が!

なんと!クリニック1時間前から、機材のセッティングに取り掛かっていた模様。
 
 
クリニックの最初は、生徒を二手に分け、ヘッドアレンジの曲(Blues)を進行させながら、25分位
かけてコール&レスポンスの実践。
 

続いて、演奏スタートさせる時出すカウントはなるべく短くしよう、との提案。

カウントを短くする事で、演奏する側の集中力を高められるとの事。
 
 

幾つかの体験談や、実際の模範演奏を交えながらクリニックは進みます。

次に、「器楽部 Jazz Hornets」の皆さんが用意した楽譜を使ったクリニックを。

「初見は出来なくても、演奏を重ねる度に良い演奏になればいい」
という感じのコメントを、されてましたね、五十嵐一生さん。

 

曲の演奏は、一回軽く通してから、パート別に具体的なアドバイス。
通常演奏するテンポの他、やや遅めにしたり、早く演奏したり・・・。

五十嵐さんによる指導を中心に途中、TOKUさんが「バラッドを制するものは全てを制する」
など、生徒さんが目を輝かせるような(笑)発言を挟んでおりました。

リズムセクションへの指示には、「息継ぎのタイミングを演奏に合わせて」。

これは、ブラスセクションの息継ぎのタイミングに合わせてみよう、との意味合いだと思われます。
(私のメモがなぐり書きなので、適度に推測交えます)
 

その後は、模範演奏や、五十嵐さんの参考音源など、羨ましいばかりの展開。

基本的なコード進行(Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ)についての説明もありましたね。

あと、合同練習をする時のアドバイスも。

パート練習する時は、輪になりお互いの音を良く聴いて演奏する。という事も、言っておられました。

 

最後に全員でブルースを演奏したのですが、クリニック開始直後とは違い、生徒の皆さんが自身を

持って演奏していたのが素敵でした。

この日の様子は、「敬和学園高校器楽部 Jazz Hornets」のブログでもご覧いただけます。

敬和学園高校器楽部 Jazz Hornets: 五十嵐一生氏、Toku氏来校
http://keiwagakuen-kigakubu.blogspot.com/2011/06/toku.html

それではまた、次回まで。