閑話休題。

私の場合、ジャズで「エイプリル・フール」というと、大好きなエリック・ドルフィー(Eric Dolphy)の「April fool」という曲しか、思いつきませぬ。
この曲は「Here and There (Prestige PRLP 7382)」という、1966年に発売された拾遺集的なアルバムに収録されおります。
Here & There
- Dolphy, Eric
- Ojc
- 価格¥2,200(2025/05/07 03:17時点)
- 発売日2006/10/12
- 商品ランキング253,362位
幸い、動画投稿サイトに演奏がありましたので、ご紹介ついでに。
Eric Dolphy – April fool (Eric Dolphy)
エリック・ドルフィーというミュージシャンは、ジャズ界では異端として扱われていた存在。
いわゆる「馬のいななき」と形容されるサックスによる咆哮。バスクラリネットをジャズに持ち込み、持ち替えでフルートも演奏するというマルチ・リード奏者。
異端扱いされていたため、自身のリーダーアルバムはごくわずかですが、名門ブルーノートレコードに残した名盤「アウト・トゥ・ランチ」は、未だに日本でも再発され続けてます。
アウト・トゥ・ランチ
- エリック・ドルフィー
- ユニバーサルミュージック
- 価格¥989(2025/05/07 03:17時点)
- 発売日2013/10/22
- 商品ランキング90,459位
ライブ録音、「アット・ザ・ファイブスポット(At the Five Spot)」は、複数のアルバムに分散収録され、若くして夭折したブッカー・リトル(Booker Little)の名演と共に記憶に残る演奏となっております。
At the Five Spot Complete Edition
- Eric Dolphy & Booker Little
- Essential Jazz Class
- 価格¥2,229(2025/05/07 03:17時点)
- 発売日2011/12/20
- 商品ランキング17,436位
また、亡くなる直前に録音されたラジオ放送音源で、
ラスト・デイト
- エリック・ドルフィー,ミシャ・メンゲルベルク,ジャック・ショールス,ハン・ベニンク
- ユニバーサル ミュージック
- 価格¥775(2025/05/07 03:17時点)
- 発売日2014/10/07
- 商品ランキング24,417位
「音楽を聴き終った後、それは空中に消えてしまい、二度と捕まえることはできない
(When you hear music, after it’s over, it’s gone in the air. You can never capture it again. )」
という名台詞を残したことでも有名でございます。
Complete Last..1964
- Dolphy, Eric
- Domino Jazz
- 価格¥4,280(2025/05/07 06:41時点)
- 発売日2010/09/06
- 商品ランキング456,240位
まあ、たまには新潟界隈以外の記事もいいかな・・・という事で。
12 Classic Albums: 1959..
- Dolphy, Eric
- Chrome Dreams
- 発売日2014/10/22
- 商品ランキング112,515位
Eric Dolphy in Europe 1961-1964 [DVD] [Import]
- 価格¥1,500(2025/05/07 03:17時点)
- リリース日2006/06/28