5月28日(土)、「知性派ジャズ・ピアニスト」フィリップ・ストレンジ(Phillip Strange)さんと、新潟で活動するヴォーカリスト・ふくまこづえさんとのデュオ・ライブにお邪魔してきました。
会場は、新潟市中央区・古町地区にある「コーヒーショップ器」さん。
※当日のライブ映像も掲載してますので、興味のある方は、最後まで読んでね。
前回告知で「大阪在住らしい」紹介しましたが、ご本人曰く現在「アメリカ西海岸在住」で、来日中は、大阪付近の友人宅に泊まっているそうです。謹んで訂正致します。
リハーサルの際、ふくまさんの「せっかくだから~」の一言で、通訳担当だった野沢美穂さんも、ピアノ連弾で登場する事に。
本番では会場のお客さんは勿論、演奏してるご本人達も大盛り上がりのステージとなりました。
2部構成ライブはいずれも、フィリップ・ストレンジ(Phillip Strange)さんのソロでスタート。ご自身がお好きだ、という有名曲を演奏。
ふくまこづえさんとのデュオでは、お馴染みのスタンダードに加え、野沢美穂さんアレンジの童謡「砂山」、ふくまさんの「おめでとう〜生まれてくる君へ」、フィリップさんの「Pretty In My Heart」など、各人のオリジナル曲が歌われるという、ヴァラエティにとんだ選曲でした。
各ステージ後半に行われたフィリップさんと美穂さんのピアノ連弾では、演奏しながら座る位置を交代するというパフォーマンスも登場。
客席には、新潟で活動するジャズピアニストの方々が多数居たようでしたが、楽しんでいただけたかと。
しかし、ご本人にも伝えましたが、フィリップ・ストレンジさんの演奏は「ストレンジ」というか、「アメージング」に近い印象を持ちました・・・。
演奏素材は、お馴染みの有名曲なんですが、ピアノから紡ぎ出されるコードとソロフレーズは、今まで耳にしたことのないモノばかり・・・終始苦笑いをしてたのを、美穂嬢に指摘されたほど(笑)。
フィリップさんが今住んでる西海岸(ウエストコースト)は、ジャズは勿論、クラッシック、現代音楽、ポップスなど、ありとあらゆる音楽の一流ミュージシャンがひしめく地帯で・・・。
そういう音楽に対する聴き込みと造詣が浅い私にとって、クラシカル方面の音楽を背景にしたフレーズが出て来ると、まったく未知の音に聴こえる訳でありまして。
音楽に関しては、まだまだ修行が足らんなあ・・・と、思った次第。
Phillip Strange&ふくまこづえデュオ
初夏のJazz Live@コーヒーショップ器
日時:2016年05月28日(土)19:00開演
会場:コーヒーショップ器【自家焙煎珈琲&ジャズ「器」】
住所:新潟市中央区営所通1-329
出演:Phillip Strange(p) ふくまこづえ(vo)
ゲスト:野沢美穂(p)
最後に。
フィリップ・ストレンジ(Phillip Strange)さんに許可いただきましたので、ライブのラスト、一番おいしい部分の動画をご紹介致します。
‘S Wonderful – Phillip Strange&Miho Nozawa (p) ふくまこづえ (vo)
翌日、「すごいジャズには理由(ワケ)がある──音楽学者とジャズ・ピアニストの対話(アルテスパブリッシング)」を新潟駅南・ジュンク堂で買って、わざわざ長岡までサインもらいにいった話は、機会があれば。