今回は、文化庁「地域文化芸術振興プラン」として、りゅーとぴあ(新潟市民芸術文化会館)で開催。
主催は文化庁の他、BSN新潟放送、新潟市、(財)新潟市芸術文化振興財団、新潟ジャズストリート実行委員会の各団体。
チケット販売はBSNさんが担当(チケット手配の際には、某ディレクターさんのお世話になりました)。
で、”ミスター・スタンダード”ハンク・ジョーンズ(Hank Jones)、1918年生まれでなんと91歳!
2009年にはグラミー賞の「Lifetime Achievement Award」を受賞。
前年の2008年は、米国芸術文化の最高栄誉「National Medal of Arts」を受賞しているんですね。
ちなみに、今回ハンクが率いる「The Great Jazz Trio」、結成はなんと1975年。
初代メンバーは、ロン・カーター(b)、トニー・ウィリアムス(ds)。
演奏中の写真は後程、入手出来ましたらご紹介する予定です(報道機関各位殿、よろしく!)。
では、演奏の様子を必死で書きなぐった(笑)メモを見ながら・・・・。
長沢好宏(ts) 山崎英夫(g) 尾崎利彦(p) 文河潤(b) 本間勝範(ds)
01. Late In Spring(山崎英夫)
02. Bull’s Eye Blues(山崎英夫)
オープニング・アクトで、なんと(笑)山崎英夫(g)さん率いるクインテットが登場。
演奏曲目が被らないように、山崎さんのオリジナルを2曲程演奏しておりました。
どちらも、山崎さんのセンスの良さが出た素敵な曲でありました。
特に、古き良き新潟のジャズシーンをイメージしたという「Bull’s Eye Blues」は良かったですね。
次回の「新潟ジャズ・ストリート」のテーマ曲として採用してくれないかなあ(笑)?
☆オープニング・トーク:チャーリー高坂(from BSN)
オープニング・アクトの後は、BSNさんのチャーリー高坂さんと山崎さんのトークをしばし。
ハンク・ジョーンズさんのこれまで参加されたアルバムなどについて話されておりましたね。
チャーリー高坂さんは、「Somethin’ Else / Cannonball Adderley (Blue Note)」を。
山崎さんは、ノーマン・グランツが制作したチャーリー・パーカーとの共演映像を薦めてました。
あと脱線して、有名ギタリストは頭髪の少ない方が多いという物凄いネタも(苦笑)。
☆The Great Jazz Trio : 新潟市・りゅーとぴあ公演(2010.02.28)
Hank Jones (p) David Wong (b) Lee Pearson (ds)
<第1部>
01. A Night In Tunisia (Dizzy Gillespie)
02. My Foolish Heart (N.Washington – V.Young)
03. Stompin’ At The Savoy (Goodman – Sampson – Razaf – Webb)
04. My Old Flame (Johnston – Coslow)
05. Nica’s Dream (Horace Silver)
06. Begin The Beguine (Cole Porter)
07. Opus De Funk (Horace Silver)
08. Blue Monk (Thelonious Monk)
オープニング・アクトに続き、「The Great Jazz Trio」の演奏がスタートしました・・・。
いぶし銀のハンク御大、異なる時代の曲を難なく演奏していたのには吃驚。
バック・メンバー2人の演奏を聴くのは、今回初めてだったので演奏の印象をまず。
ディヴィッド・ウォン(David Wong)は一見、物静かな感じ。
綺麗なメロディやバラッド調の曲の時に、存在をアピールしておりました。
リー・ピアソン(Lee Pearson)は、やんちゃ坊主風(苦笑)。
緩急自在なドラム・スタイル、おちゃめ(笑)なパフォーマンスでやんやの喝采を浴びておりました。
では、また次回に。
(´・ω・`)ノ