第7回新発田ジャズ物語-新発田高校ブラスバンド部

3月28日(日)、新発田市内ではジャズのイベント『新発田ジャズ物語』が開催されました。

アレルギーのためか鼻詰りで重い頭を気にしつつ、午後の部会場に向かうわたくし・・・。
そんな状態なので、午後のビックバンド2つのみ聴かせてもらいました。

新発田市役所前

『新発田高校ブラスバンド部』は会場、新発田市の議場。入場は先着100人まで。
 

まあ音響的に悪くないのだが、会場ではいろいろとレポートしにくい状況があり(笑)。
何の事かはアメカゴ.net内の日記に書いたので、興味のある方はそちらをご覧下さいませ。
(´・ω・`)ノ

曲目は、新潟ジャズストリートとだいたい同じかな。
演奏は慣れたのか、大部こなれてた感じがしました。

女の子らしい、あっさり&ほんわかしたビックバンドでありました。
会場は保護者っぽい方とか、奥様方で埋め尽くされておりましたね。

★新発田高校ブラスバンド部 -ビックバンド-

Cute
Green Onion
Dare To Dream
フィルムメイカーズ・ブリード~頂上決戦~
Georgia On My Mind
A Whole New World
25 or 6 To 4
Fly Me To The Moon
Love
Stand By Me
My Favorite Things

13:00 – 14:00 会場①:新発田市役所 議場 【無料会場】
 

 
次回は会場を移動して、まちの駅で行なわれた『Rise Up』の様子を・・・・。

『JAZZ INN 江差屋』へ、ふらりと遊びに行ってきた。

突然ですがジャズ・ファンなら誰しも、夢想する事を考えてみました・・・・。

♪大音量でジャズを聴きたい・・・良い音響システムでジャズが聴きたい。
♪ジャズ喫茶の店主もいいが、運営していくにはね・・・・。

♪もちろん音源は、LPだ。CDなんて、もってのほか・・・・。
♪本当はSPの方が音がいいが、扱いが格段に面倒だしなあ・・・・。

そんな夢想的な思いを、故郷の地・新潟市西蒲区間瀬でなんと(笑)、実行した方がいる。

 
それが『JAZZ INN 江差屋(えさしや)』のオーナー、石塚さんだ。

なんと石塚さんは定年退職後、間瀬地区に、自宅兼リスニングルームを建ててしまった(笑)。
そこに、ジャズ喫茶顔負けのオーディオ・システムを導入、LP棚と本棚を設置。

で、本当にジャズを聴きたい人に限り、リスニングルームを開放しているそうで・・・・。
在野のジャズ・ファンとしては、とーってもありがたい事です・・・・。

 
<付記>
ただ現在、オーナーの石塚さんは病気療養中だそうで、水曜・木曜は対応不可とのこと。

※ジャズを聴く目的以外で訪れる方は、お断りしているそうで注意が必要。

断片的な情報をもとに、癒しを求めていた私は・・・・。

新潟日報さんの2006年末に掲載された記事を頼りに、新潟市西蒲区間瀬までぶらり旅・・・。

 
越後七浦シーサイドライン(国道402号線)、間瀬交差点の傍・・・。
間瀬漁港から程近い場所に、『JAZZ INN 江差屋』があります。

外見は普通の民家なので、日中でないと場所が判らないかもしれませんね。

恐る恐る玄関のチャイムを鳴らすと、感じの良い奥様が対応して下さいました。
「ジャズを聴きたいのですが・・・」と伝え、リスニングルームへお邪魔させてもらう。

 

「何が聴きたいですか?」と聞かれコレクションを把握してない私、思わず「ブルーノートを何か」と。

コレクションを探す奥様と会話を交わしつつ、大迫力のシステムでLPを何枚か聴かせてもらう。
記憶を頼りに、かけていただいたLPを・・・・。

『Soultrane / John coltrane (Prestige)』 ←ブルーノート盤を探す間に・・・。

『Amazing Bud Powell Vol.5 / Bud Powell (Blue Note)』
『Sonny Rollins Vol,2 (Blue Note)』
『Somethin’ Else / Cannonball Adderley (Blue Note)』

『First Time / D. Ellington Orch & C. Basie Orch (Columbia)』 ←私、ビックバンド経験者と話たので・・。

まあ・・・至福の時間(笑)でありました。ジャズ・ファンで良かった(おおげさか)。

分厚いテナー、ざくざくと刻まれるブラシ、細部まで聴き取れるビックバンド・・・。

しっかりしたシステムで聴くLPの音は、格別であることを再認識させられました。
おなじアルバムのCD盤かけても、こんな素晴らしい音は出ないだろうなあ・・・と。

ここは、ジャズ・ファンの理想郷かもしれないなあ・・・。
機会があった時にはまた、お邪魔させてもらおう。
 

 
蛇足ですが「Corner Pocket (Until I Met You)」は、新発田高校時代に演奏した曲よ(大笑)。
スコア見てるから、LPかけてる途中でつい、口ずさんでしまった・・・。
 
<注意>

※『JAZZ INN 江差屋』さんは、喫茶店としての営業は行なっておりません。
※ジャズが好きで、ジャズを聴きたい方のみ、お迎えしているとの事です。

●JAZZ INN 江差屋 ジャズイン・えさしや  ※HPの情報は古いものです。ご注意を。

 
http://jazzinn-esashiya.hp.infoseek.co.jp/

住所 新潟市西蒲区間瀬4237
電話 0256-85-2355   ※不在の時が多いので、事前にお電話下さい!との事でした。

営業時間(対応可能な時間) 12:00~22:00。
定休日(対応不可な日):木曜、水曜

 

ハンク・ジョーンズとチャーリー・パーカーとの共演映像

新潟市・りゅーとぴあで行なわれた『The Great Jazz Trio by Hank Jones』の補足、まだ続けます(笑)。

オープニング・アクトで登場した山崎英夫(g)クインテットのリーダー、山崎英夫さんお勧めの映像を見つけてきました。

1950年に撮影された、ハンク・ジョーンズ(p)とチャリー・パーカー(as)が演奏している貴重な映像。
これはアメリカで著名なプロモーター、ノーマン・グランツさんが制作したものですね。

Charlie Parker and Coleman Hawkins, Lester Young, et al 1950) – 1 of 2

 

 
Bird, Bean, and Prez, et al (1950) – 2 of 2
 

 
 
これらの映像はただいま、各種DVDでご覧いただけます。
 
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Including Previously Unseen Performances by Charlie Parker
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<Disc 1>

☆Mili’s Studio Sequence-1950

01. Ballade
 Charlie Parker (as) Coleman Hawkins (ts) Hank Jones (p) Ray Brown (b) Buddy Rich (ds)

02. Celebrity
 Charlie Parker (as) Hank Jones (p) Ray Brown (b) Buddy Rich (ds)

03. Ad Lib
 Hank Jones (p) Ray Brown (b) Buddy Rich (ds)

04. Pennies From Heaven
 Bill Harris (tb) Lester Young (ts) Hank Jones (p) Ray Brown (b) Buddy Rich (ds)

05. Blues For Greasy
 Ella Fitzgerald (vo) Harry Edison (tp) Bill Harris (tb) Lester Young (ts) Flip Phillips (ts) Hank Jones (p) Ray Brown (b) Buddy Rich (ds)

☆Duke At The Cote d’ Azur-1966

06. Blues For Joan Miro / Duke Ellington (p) Trio

☆Count Basie At The Montreux Jazz Festival 1977

07. Nob’s Blues / Count Basie (p)
08. Kidney Stew Blues / Count Basie (p)
09. These Foolish Things / Count Basie (p)

☆Joe Pass 1979
10. Ain’t Misbehavin’ / Joe Pass (g)
11. Prelude To A Kiss / Joe Pass (g)

☆Ella Fitzgerald 1979
12. Do Nothing Till You Hear From Me / Ella Fizgerald (vo)
13. I Got It Bad And That Ain’t Good / Ella Fizgerald (vo)

☆Montreux Jazz Festival 1977
14. Ali & Frazier / Oscar Peteron (p)

<Disc 2>

01. Jammin’ The Blues [The Oscar Nominated 1944 Film]
02. On The Sunny Side Of The Street
03. Midnight Symphony

 
 
 最初に発売されたヴァージョンDVDは、こちらです。
 
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チャーリー・パーカー

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01. Opening Titlle
02. Ballade
03. Celebrity
04. Ad Lib
05. Pennies From Heaven
06. Blues For Greasy
07. Blues For Joan Miro
08. Nob’s Blues
09. Kidney Stew Blues
10. These Foolish Things
11. Ain’t Misbehavin’
12. Prelude To A Kiss
13. Do Nothing Till You Hear From Me
14. I Got It Bad And That Ain’t Good
15. Ali & Frazier
16. Interview
 

ハンク・ジョーンズ・新潟市・りゅーとぴあ公演の補足と映像集

本日は、『The Great Jazz Trio by Hank Jones 新潟市・りゅーとぴあ公演』関連で補足ネタを・・・。
ハンク・ジョーンズ(Hank Jones)さん、91歳というお年を感じさせない素晴らしい演奏でしたね。

最初に細切れで掲載していた、りゅーとぴあ公演の『全セットリスト』を掲載します。

Hank Jones (p) David Wong (b) Lee Pearson (ds) 新潟市・りゅーとぴあ公演(2010.02.28)

<第1部>
01. A Night In Tunisia (Dizzy Gillespie)
02. My Foolish Heart (N.Washington – V.Young)
03. Stompin’ At The Savoy (Goodman – Sampson – Razaf – Webb)
04. My Old Flame (Johnston – Coslow)
05. Nica’s Dream (Horace Silver)
06. Begin The Beguine (Cole Porter)
07. Opus De Funk (Horace Silver)
08. Blue Monk (Thelonious Monk)

<第2部>
01. Recorda Me (Joe Henderson)
02. The Summer Knows (Michel Legrand)
03. Stella By Starlight (N.Washington – V.Young)
04. Don’t Explain (Bille Holiday – Arthur Herzog) ※Duo(Bass)
05. Creopatora’s Dream (Bud Powell)
06. Someone To Watch Over Me (George Gershwin – Ira Gershwin)
07. Fly Me To The Moon (Howard)
08. On Green Dolphin Street (N.Washington – B.Kaper)

<アンコール>
01. Moose The Mooche (Charlie Parker)
02. The Very Thought Of You (Ray Noble) ※Piano Solo

ついでに、りゅーとぴあ公演で演奏していた曲から、YouTube で見つけた映像を幾つか・・・。
 

●Hank Jones Trio Recordame
 

 
Hank Jones (p) Jesper Lundgaard (b) Douglas Sides (ds) Live at Vienna 1994
 
 
●Hank Jones, jazz pianist, playing "Blue Monk"
 

 
Hank Jones (p)
at the University of Hartford’s Hartt School of Music
on April 13, 2009, during a master class.
Shot with a Flip video camera.

その他の、ハンク・ジョーンズ・トリオの演奏を・・・・。
小川隆夫さんのブログを拝見する限り、「Oleo」は東京公演の際に演奏していた模様。

●Hank Jones Trio Wisper Not (Benny Golson)

 

 
Hank Jones (p) Jesper Lundgaard (b) Douglas Sides (ds) Live at Vienna 1994
 
 
 
●Hank Jones Trio Oleo (Sonny Rollins)
 

 
Hank Jones (p) Jesper Lundgaard (b) Douglas Sides (ds) Live at Vienna 1994
 
 
小川隆夫さんがハンク・ジョーンズにインタビューされている様子は、小川さんのブログでどうぞ。
 
小川隆夫のJAZZ blog 『 Keep Swingin’ 』 : 2010-02-24 ハンク・ジョーンズ・トリオ@「BNT」

 
 
 
最後に『ジャズ・イン・新潟』さんのリンクにある『YU’s music plan(石山祐子さん)』から。
りゅーとぴあ公演時の、裏レポート(笑)です。

YU’s music plan WEBLOG | 2/28のハンク・ジョーンズコンサート 裏レポート。

では、また次回。さて、何のネタにしようかな・・・。

 

「新潟市内・その他のジャズ喫茶」情報メモ2

はい前回は、新潟市内の【ジャズ喫茶】を思いつくまま、メモしました。

今回は新潟市内の他、新潟県内全域でウェブ検索に引っかかったお店をメモしておきます。

 
新潟市以外の地区から、村上市、新発田市、長岡市、上越市のお店を掲載します。

なにせ訪問したことが無いので、すべてのお店を【ジャズ喫茶】と呼んでいいのか・・・。

各店のホームページが最初からなかったり、消滅してたりするのでなんとも。

<新潟市内(前回からの追加分)>

●自家焙煎珈琲&Jazzの店 器

http://www17.plala.or.jp/utsuwa/

住所 新潟市中央区営所通り1-329
電話(FAX) 025-229-5239

営業時間
平日  08:00~21:00
土曜日     08:00~19:00
祝祭日     10:00~19:00
定休日:日曜日

●器2号店 ポレポレ(ゆっくり) ※詳細不明なんで、今度行ってみます。

住所 本町通り「人情横丁」

営業時間 10:00~22:00
 

 
以降次は、新潟市内以外のお店です。機会を作って順次回ってみようっと。
 
なお、ネット上から集めた情報なので、【営業時間等の変更】があるかもしれません、あしからず。
 
<村上市>

●楽屋 【gakuya】

http://gakuya2000.web.fc2.com/

住所 村上市田端町10-22 瀬波タクシービル2階
電話 0254-53-1078

営業時間 18:00~24:00
定休日:火曜日

 
☆夕方営業開始だから【ジャズ喫茶】ではなく、【ジャズ・バー】的なお店なんですかねえ。

<新発田市>

●ジャズ喫茶バード ※ホームページなし

住所 新発田市大手町1-11-2
電話 0254-22-2959

営業時間 11:00~24:00
定休日:日曜日
 

♪学生時代に行ったきりで、25年くらい訪問してません(笑)。今度行きまーす。
 
<長岡市>

●喫茶 郭公 ※ホームページなし

住所 長岡市東坂之上町2-3-1 イソベビル2階
電話 0258-36-4453

営業時間 10:00~23:00
定休日:不定休
 

♪こちらは、ジャズ・ライブとか行なっているのかな?情報求む!
 
<上越市>

●プー横丁 ※ホームページなし

住所 上越市南本町3-8-8
電話 025-525-6990

営業時間  10:00~14:00 / 16:00~21:00
定休日:不定休

♪ネット情報を確認すると、映画ファンが集う【喫茶店】みたいな感じなのでしょうか?情報求む!

 
なお各地にジャズを演奏するライブ・ハウスが存在するようですが、こちらはもう少し調査してからで。

あと、蛇足ですが。

ネット上で情報を調べていくと【上越ジャズ倶楽部】、【見附ジャズ倶楽部】なる文字を見つけました。

各団体ともホームページが存在しない模様。
なので、もし会員の方でこのブログをご覧になった場合は、情報を提供していただけると助かります。

さらに、ついでなんで。

『ジャズ・イン・新潟』という老舗情報サイトがございます。
新潟県内のライブ情報やリンク集が充実しており、グーグル君にもよく引っかかりますね。

●ジャズ・イン・新潟

http://www.inet-shibata.or.jp/~jazz/home.htm

ドメインを見ると、新発田在住の方なのかな?
機会があれば、こちらの方にもコンタクト取りたいと思います。
 

『新潟市内のジャズ喫茶など』メモ。

ハンク・ジョーンズ(Hank Jones)率いる「Great  Jazz Trio 」は素晴らしかったですね。
 
 
でライブもいいけど、新潟の素敵な『ジャズ喫茶』もね、ってことで・・・・・。
 
とりあえず、新潟市内にあるジャズ喫茶(ともろもろ)をグーグル君で検索してみました。
あと、知ってるところを若干追加しときます。
 
 
では、検索(と記憶)に引っかかった所を・・・・・・。
 
『SWAN(スワン)』、『JAZZ FLASH(ジャズフラッシュ)』、『Jazz & Coffee A7』は、
わたくしの学生時代(約20年前)からありますね。
 
 
西蒲区間瀬にある、『JAZZ INN 江差屋(ジャズイン・えさしや)』は、面白そうですね。
今度、燕・寺泊方面に用事があるとき行ってみよう。
 
 
『Cats house(キャッツハウス)』は、古町に最近出来たお店(ホームページはなし)。
 
「ジャズ批評」に投稿されている、花村さんが東京から新潟に移住して開店したみたいです。
 
新潟ジャズ・ストリートのジャム・セッションの際、お邪魔しましたね。
あと寺泊の雑穀レストランKINTAさんとも行きましたか・・・・。
 
ここのお店、中古ジャズLP・CDも販売してますよ。
 
 
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●SWAN スワン
http://www.jazzswan.sakura.ne.jp/
住所 新潟市中央区西堀通4-819。
電話 025-223-4349。
営業時間 10:00~22:00(ライブのない平日)
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●JAZZ FLASH ジャズフラッシュ
http://flash.pagans.jp/
住所 新潟市中央区東堀通5番町440 昭和新道 小林ビル1F。
電話 025-224-4518
営業時間 18:00~01:00
定休日:火曜
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●Jazz & Coffee A7
http://music.geocities.jp/jazz_a7/

住所 新潟市中央区西掘前通3-724 丸屋ビル2F
電話 025-224-9610
営業時間 18:00~24:00
休日:日曜日

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●JAZZ INN 江差屋 ジャズイン・えさしや
http://jazzinn-esashiya.hp.infoseek.co.jp/

住所 新潟市西蒲区間瀬4237
電話 0256-85-2355
営業時間 12:00~22:00。
定休日:木曜
 

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●Cats house キャッツハウス
住所 新潟市中央区古町通6番町965-1 古町ビル裏口2階
電話(FAX) 025-224-1667
営業時間1 カフェ11:00~18:00(ランチタイム11:00~14:00)
営業時間2 バータイム18:00~25:00
 
 
今回、情報を掲載したお店には、順次取材もどき(笑)を行ないたいと思います。
 
あ、新発田のジャズ喫茶『Bird(バード)』とかも、25年ぶりに行きたいなあ。
 
 

The Great Jazz Trio by Hank Jones 新潟市・りゅーとぴあ公演 (3)

2月28日(日)に開催された、ハンク・ジョーンズ(p)トリオ新潟公演の模様、3回目です。
 
りゅーとぴあを会場に、第1部から15分の休憩を挟み、いよいよ第2部へと突入します・・・・。

☆The Great Jazz Trio : 新潟市・りゅーとぴあ公演(2010.02.28)

Hank Jones (p) David Wong (b) Lee Pearson (ds)

<第2部>

01. Recorda Me (Joe Henderson)
02. The Summer Knows (Michel Legrand)
03. Stella By Starlight (N.Washington – V.Young)
04. Don’t Explain (Bille Holiday – Arthur Herzog) ※Duo(Bass)
05. Creopatora’s Dream (Bud Powell)
06. Someone To Watch Over Me (George Gershwin – Ira Gershwin)
07. Fly Me To The Moon (Howard)
08. On Green Dolphin Street (N.Washington – B.Kaper)

 

第2部も第1部と同じく、8曲ほど演奏。
 
1曲目は、ジョー・ヘンダーソン(ts)のボッサ・ナンバー「Recorda Me」を演奏。
 
好きなんだよなあ、わたくしこの曲(笑)・・・演奏が始まった途端、思わず身を乗り出してしまいました。

続いて、ミッシェル・ルグラン(p)の美しいバラッド、「The Summer Knows」。
美メロ・ナンバーなんで、ディヴィッド・ウォン(b)がソロにバックに大活躍(笑)。

この曲も、五十嵐一生(tp)さんのアルバムを聴いてから、お気に入りなんだよなあ。

「Stella By Starlight」は、アップ・テンポなバップ・スタイル調で演奏。

バラッドの「Don’t Explain」は、ディヴィッド・ウォン(b)とのデュオ。耽美なピアノに、弓弾きベースが絡む感じで。

バド・パウエル(p)の「 Creopatora’s Dream」は日本人向けのサービス、さーびすう(笑)だなあ。
小粋にさらりと流してましたね・・・・。

ガーシウィンのミディアム・バラッド「Someone To Watch Over Me」では、ディヴィッド・ウォン(b)が張り切ってましたね。

ハンク・ジョーンズ自身がお気に入りだという「Fly Me To The Moon」は、3/4拍子で。

お気に入りというだけあって、素晴らしいフレーズをビシバシ(笑)決めてましたよ。

 

ラストには、躍動感溢れる「On Green Dolphin Street」を演奏。
あの演奏パターンは、ドド・マーマローサ(p)の演奏に近いですね(CD引っ張り出して、確認しました)。
 
サイドの演奏では、リー・ピアソン(Lee Pearson)のドラム・ソロが圧巻!
 
ドラムを叩きながら、スーツの上着を脱ぐという物凄い(大笑)パフォーマンスは見せるわ、床を叩きだすわ(笑)。
 
おちゃらけてるように見えても、しっかり演奏になっている所は流石、本場のミュージシャン。
 
いやー、凄いもの見せてもらいましたよ。
 
 
<アンコール1>

01. Moose The Mooche (Charlie Parker)

 
<アンコール2>
01. The Very Thought Of You (Ray Noble) ※Piano Solo

2部終了後の会場は、盛大な拍手の嵐でありまして ・・・・ アンコールに2度程応え、演奏してくれました。
 

最初はトリオで、チャーリー・パーカー(as)の「Moose The Mooche」を演奏。
共演経験のあるハンク・ジョーンズの生演奏で、パーカー・ナンバーを聴けるとは・・・感動ものでした。

メンバーが一旦引っ込んでも鳴り止まない拍手に応え、ソロで「The Very Thought Of You」を。
ゆったりしたテンポで、メロディをしみじみと聴かせてくれました。

 

御歳91歳、現役で活躍するハンク・ジョーンズ(Hank Jones)を新潟で聴けたことは幸運でした。

なお演奏終了後、CD購入者にサイン会が実施されておりました。

が、わたくし、長蛇の列におののき(笑)参加を諦めてしまいました。
最終は1時間以上待ちぐらいだったろうなあ、あの込み具合だと・・・・。
 

 
 
てな訳で、りゅーとぴあでのハンク・ジョーンズ(p)のコンサート・レポート終了!
 
演奏中の写真が入手出来るようでしたら、必死に書いたメモを見ながらもうちょっと感想を書きたいと思います。
 
でわー。(´・ω・`)ノ
 

The Great Jazz Trio by Hank Jones 新潟市・りゅーとぴあ公演 (2)

前回に引き続き、2月28日(日)に開催されたハンク・ジョーンズ(p)トリオ新潟公演の模様を。
今回は、個々の曲についての感想を交えつつ・・・・。
 
☆The Great Jazz Trio : 新潟市・りゅーとぴあ公演(2010.02.28)

Hank Jones (p) David Wong (b) Lee Pearson (ds)

<第1部>

01. A Night In Tunisia (Dizzy Gillespie)
02. My Foolish Heart (N.Washington – V.Young)
03. Stompin’ At The Savoy (Goodman – Sampson – Razaf – Webb)
04. My Old Flame (Johnston – Coslow)
05. Nica’s Dream (Horace Silver)
06. Begin The Beguine (Cole Porter)
07. Opus De Funk (Horace Silver)
08. Blue Monk (Thelonious Monk)

 
 
第1部では、いきなり(笑)「A Night In Tunisia」からスタートし、8曲程を演奏。

「A Night In Tunisia」では、バリバリ(笑)のバップ・フレーズが随所に聴けて感動ものでした。
 

ビル・エヴァンス(Bill Evans)のトリオでも御馴染みのバラッド「My Foolish Heart」ではしっとりと。
小粋な「Stompin’ At The Savoy」では、リー・ピアソン(ds)のブラシ・ワークが素晴らしかったですねえ。

ホレス・シルバー(Horace Silver)の躍動感溢れる「Nica’s Dream」、「Opus De Funk」も良かったなあ。
どんなスタイルの曲でも、しっかりツボを押さえて聴かせてくれるハンク・ジョーンズ、流石でした。

第1部のラストは、セロニアス・モンク(Thelonious Monk)の「Blue Monk」を演奏。
途中、リー・ピアソン(ds)が観客に拍手を促すリズムを叩いたりして、とっても面白かったですよー。

ちなみにハンク御大、曲の終わりをメンバーに伝えるために毎回、拳を振り回しておりました(笑)。
やんちゃ坊主(笑)、リー・ピアソン(ds)の大活躍ぶりは映像を伴わないとうまくお伝え出来ません(苦笑)。

今回、本場のジャズを新潟で体験出来た事は、貴重な機会でありました・・・。

で、えーっと、もったいない(笑)ので15分休憩を挟んでの第2部の模様は、次回に持ち越しませう。
 

The Great Jazz Trio by Hank Jones 新潟市・りゅーとぴあ公演(1)

2月28日(日)は、ハンク・ジョーンズ(p)率いるトリオの新潟公演を堪能してまいりました。

新潟市・りゅーとぴあ

今回は、文化庁「地域文化芸術振興プラン」として、りゅーとぴあ(新潟市民芸術文化会館)で開催。

主催は文化庁の他、BSN新潟放送、新潟市、(財)新潟市芸術文化振興財団、新潟ジャズストリート実行委員会の各団体。
チケット販売はBSNさんが担当(チケット手配の際には、某ディレクターさんのお世話になりました)。

で、”ミスター・スタンダード”ハンク・ジョーンズ(Hank Jones)、1918年生まれでなんと91歳!

2009年にはグラミー賞の「Lifetime Achievement Award」を受賞。
前年の2008年は、米国芸術文化の最高栄誉「National Medal of Arts」を受賞しているんですね。

ちなみに、今回ハンクが率いる「The Great Jazz Trio」、結成はなんと1975年。
初代メンバーは、ロン・カーター(b)、トニー・ウィリアムス(ds)。

以後、有能な若手をメンバーに迎え、次々とアルバムを発表しております。

演奏中の写真は後程、入手出来ましたらご紹介する予定です(報道機関各位殿、よろしく!)。

では、演奏の様子を必死で書きなぐった(笑)メモを見ながら・・・・。

 

☆オープニング・アクト:山崎英夫(g)クインテット

長沢好宏(ts) 山崎英夫(g) 尾崎利彦(p) 文河潤(b) 本間勝範(ds)

01. Late In Spring(山崎英夫)
02. Bull’s Eye Blues(山崎英夫)

オープニング・アクトで、なんと(笑)山崎英夫(g)さん率いるクインテットが登場。
演奏曲目が被らないように、山崎さんのオリジナルを2曲程演奏しておりました。

どちらも、山崎さんのセンスの良さが出た素敵な曲でありました。

特に、古き良き新潟のジャズシーンをイメージしたという「Bull’s Eye Blues」は良かったですね。
次回の「新潟ジャズ・ストリート」のテーマ曲として採用してくれないかなあ(笑)?

☆オープニング・トーク:チャーリー高坂(from BSN)

オープニング・アクトの後は、BSNさんのチャーリー高坂さんと山崎さんのトークをしばし。
ハンク・ジョーンズさんのこれまで参加されたアルバムなどについて話されておりましたね。

チャーリー高坂さんは、「Somethin’ Else / Cannonball Adderley (Blue Note)」を。
山崎さんは、ノーマン・グランツが制作したチャーリー・パーカーとの共演映像を薦めてました。

あと脱線して、有名ギタリストは頭髪の少ない方が多いという物凄いネタも(苦笑)。

☆The Great Jazz Trio : 新潟市・りゅーとぴあ公演(2010.02.28)

Hank Jones (p) David Wong (b) Lee Pearson (ds)

<第1部>

01. A Night In Tunisia (Dizzy Gillespie)
02. My Foolish Heart (N.Washington – V.Young)
03. Stompin’ At The Savoy (Goodman – Sampson – Razaf – Webb)
04. My Old Flame (Johnston – Coslow)
05. Nica’s Dream (Horace Silver)
06. Begin The Beguine (Cole Porter)
07. Opus De Funk (Horace Silver)
08. Blue Monk (Thelonious Monk)

オープニング・アクトに続き、「The Great Jazz Trio」の演奏がスタートしました・・・。

いぶし銀のハンク御大、異なる時代の曲を難なく演奏していたのには吃驚。

バック・メンバー2人の演奏を聴くのは、今回初めてだったので演奏の印象をまず。

ディヴィッド・ウォン(David Wong)は一見、物静かな感じ。
綺麗なメロディやバラッド調の曲の時に、存在をアピールしておりました。

リー・ピアソン(Lee Pearson)は、やんちゃ坊主風(苦笑)。
緩急自在なドラム・スタイル、おちゃめ(笑)なパフォーマンスでやんやの喝采を浴びておりました。

 
わたしがいた席からは、ドラムの手の動きがばっちり見えたので、とーっても面白かったであります。
 
あ ・・・・・ 大幅に長い文章となりましたね。個々の曲については次回にしましょう、うんうん。

では、また次回に。
(´・ω・`)ノ

 

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