RENA(vo) with 小黒仁(b) カルテット@萬代橋サンセットライブ

「第4回 萬代橋サンセットカフェ&ライブ」が、6月1日からスタートしてます。
期間は、9月末日まで。主催は新潟市と日本海夕日キャンペーン実行委員会。

で毎週土曜日18時から、ジャズを含む各種ジャンルのライブを開催してまして・・・。
6月5日(土)の初回は、『RENA (vo) with 小黒仁 (b) カルテット』が演奏されてました。

 
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第1部の演奏は、ドラムレス・トリオで「Georgia On My Mind」からスタート。

萬代橋をバックにした川風心地よい会場に、Kengoさんのメロウなテナーサックスが響き渡っておりました。
なお、Kengoさんは現在、ニューヨークにあるらしいナイアガラ大学の大学院に在学しているとか・・・。

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続くボッサ・アレンジの「酒とバラの日々」から、ヴォーカルのRENAさんが登場。
パーカッションの山下久樹さんも参加して、程好くソウルフルな歌声を聴かせてくれました。

 

続いて「Honeysuckle Rose」、「No More Blues」とテンポ良く演奏が続きました・・・。
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夕闇迫る中での第2部は、照明を据え付けて演奏がスタート。

軽快なテンポの「On Green Dolphin Street」は良かったなあ。
ヴォーカルのRENAさんが加わり、しっとりとボッサ・バラッドアレンジの「Fly Me To The Moon」を。

続いて「Black Bird ~ Bye Bye Blackbird」、「Night & Day」、「Isn’t She Lovely」と・・・。

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会場のアンコールに応え、最後にしっとりと「Moon River」を演奏。
夕闇の中、ほのかな明かりだけが幻想的に灯っておりました・・・・。

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萬代橋サンセットライブ
RENA (vo) with 小黒仁 (b) カルテット

RENA(vo) 伊藤みつる(pf) 小黒 仁(b) 山下久樹(per)
ゲスト: Kengo(ts)

2010年6月5日(土)18:00~18:30/19:00~19:30
会場:やすらぎ堤 カーサ万代(右岸会場) -萬代橋たもと

RENA (vo)

RENA*RENA
http://renasan.exblog.jp/

Kengo(ts) – 山田ケンゴ(sax)

kengoyamada.com
https://kengolovesjazz.wordpress.com/

<萬代橋サンセットカフェ>

-開催期間-
 
2010年6月1日(火) ~ 9月30日(木) 毎日営業(雨天中止)

-開催時間-
 
●カフェ 12:00~20:00(ラストオーダー19:30)
●ライブ 毎週土曜 第1部18:00~18:30 第2部19:00~19:30

-開催場所-
 
右岸会場:やすらぎ堤 カーサ万代前(毎日開催)
左岸会場:みなとさがん 新潟グランドホテル前(金土日開催)  ※ライブは、右岸会場で開催。

※今後のスケジュールなど詳しい情報は、公式HPをご覧下さいませ♪

萬代橋サンセットカフェ_日本海夕日キャンペーン

http://www.yuuhi.net/cafe/
 

地元ミュージシャンズ!-ザ・セッション@ジャズフラッシュ

前回に引き続き6月12日(土)、ジャズフラッシュで開催されたザ・セッションのレポートをば。
(´・ω・`)ノ
 
ザ・セッション@ジャズフラッシュ#1

「グルーヴィン・ハイ」、「ブルー・ボッサ」、「オール・ブルース」などジャムセッションで御馴染みの曲を

次々と演奏する皆さん達・・・・東京の一流ミュージシャン達が、入れ替わりサポート。
 
ザ・セッション@ジャズフラッシュ#2
 
今回はサックスの人がかなり集結しておりまして・・・・・プロに混じり、こんな感じの3管フロントとか。
 
ザ・セッション@ジャズフラッシュ#3

ドラム、ベース、ギター、パーカッションは一人づつだったかな?
トランペットはゼロ(笑)。えー、次の機会には持参したいと思います。

ザ・セッション@ジャズフラッシュ#4

●6/12(土)ザ・セッション-ゲスト:小濱安浩クインテット【時間 20:00~】

出演 ゲスト:小濱安浩クインテット 他

小濱安浩クインテット:小濱 安浩 (ts) 池田 篤 (as) 徳田 智史 (b) 水野 修平 (pf) 高橋 徹 (ds) 

このライブ終了後、私は近くのジャズ喫茶A7へ行き、マスターとしばし密談を(笑)。

まあ、密談の内容はそのうちに(笑)。
 
 
それではまたー。

ザ・セッション-プロVS地元ミュージシャン!@ジャズフラッシュ

いやー、おもしろかった!!

昨日6月12日(土)、新潟の老舗ジャズ喫茶ジャズフラッシュで開催された「ザ・セッション」。

前日のライブに登場した小濱安浩(ts)クインテットをゲストに、地元ミュージシャン達とジャムセッションを行なうという、贅沢なライブでした。

小濱安浩クインテット@ジャズフラッシュ

●6/12(土)ザ・セッション-ゲスト:小濱安浩クインテット【時間 20:00~】

出演 ゲスト:小濱安浩クインテット +新潟在住、地元ミュージシャンの皆様方
小濱安浩クインテット:小濱 安浩 (ts) 池田 篤 (as) 徳田 智史 (b) 水野 修平 (pf) 高橋 徹 (ds) 

 

新潟大学出身、私の先輩でもある高橋 徹 (ds)さんには半年振りにお会いできました。
徹さんのドラムは、何度聴いても燃えますなあ(笑)。

高橋徹@ジャズフラッシュ

プロに対する地元ミュージシャンも、中々の腕前を持った人達が多々・・・。
久々に面白いライブを聴かせていただきました。

小濱安浩クインテット@ジャズフラッシュ2

さて、昨夜の演奏でもらったパワーが切れないうちに、トランペットの練習しようかな♪

 
今夜も懲りずに、新発田で練習してるビックバンドにお邪魔してきまーす。
 

ジャズフラッシュに高橋徹(ds)さん出演(6/11,12)です。

いよいよ6月11日(金)、12日(土)のジャズフラッシュに高橋徹(ds)さんが出演されます。
先日、ライブへのお誘いメールが届きましたので、再度告知しておきます(笑)。

日本でトップクラスの実力を持ったメンバーを新潟で聴ける絶好の機会です。
お時間の都合がつく方は、是非ジャズフラッシュまでどうぞ!!

新潟のジャズ喫茶・ジャズフラッシュ

●6月11日(金)  小濱安浩クインテット【時間 19:30~】

出演 小濱 安浩 (ts) 池田 篤 (as) 徳田 智史 (b) 水野 修平 (pf) 高橋 徹 (ds)
料金 3,900円

●6月12日(土) ザ・セッション -ゲスト:小濱安浩クインテット【時間 20:00~】

出演 ゲスト:小濱安浩クインテット 他
小濱安浩クインテット:小濱 安浩 (ts) 池田 篤 (as) 徳田 智史 (b) 水野 修平 (pf) 高橋 徹 (ds) 
料金 2,000円

ついでに高橋徹さんのメールより、一部引用します。

-引用-
小浜氏は、名古屋を中心に活動するCUGジャズオーケストラのリーダー。
水野氏は、名古屋にいるにはあまりにも才能のありすぎるグレートピアニストです。
-引用-

詳しい情報は、ジャズフラッシュのHPをご覧下さい。

Jazz Flash: Home

 
 
以下、ジャズフラッシュの住所とか、高橋徹さん関連の補足事項をつらつらと・・・・・・。
 
●JAZZ FLASH ジャズフラッシュ

住所 新潟市中央区東堀通5番町440 昭和新道 小林ビル1F
電話 025-224-4518

営業時間 18:00~01:00
定休日:火曜

<付記>

 
国立音楽大学で講師を務める高橋徹(ds)さん

高橋さんのメールでも触れてましたが、国立音楽大学が来年から【ジャズ専修】を新設されるそうです。

ジャズ専修設置記者会見を行いました[国立音楽大学 – くにたちおんがくだいがく]

 
そうそうたるメンバーの中に、高橋徹さんも講師として登壇されます。
今回のジャズフラッシュには、准教授の池田篤さんも参加されてますね。

<国立音楽大学(ジャズ専修) -指導教員>

小曽根 真 (ピアノ)-教授

池田 篤 (サクソフォーン)-准教授 ★
栗山 和樹 (作編曲) -准教授

神保 彰 (ドラムス) -客員教授
山下 洋輔 (ピアノ) -招聘教授
渡辺 貞夫 (サクソフォーン) -招聘教授

佐山 雅弘 (ピアノ) -講師
井上 陽介 (ベース) -講師
金子 健 (ベース) -講師

高橋 徹 (ドラムス) -講師 ★
エリック・ミヤシロ (トランペット) -講師
奥村 晶 (トランペット) -講師
中川 英二郎 (トロンボーン) -講師

国立音楽大学 – くにたちおんがくだいがく – 公式ホームページ

 
それでは皆様、ジャズフラッシュでお会いしましょう。
なお、当方が何時行くかは秘密だ(笑)
 

萬代橋サンセットカフェ&ライブ、スタートしました♪

6月に入り、新潟市内も気温が上がってきましたね。寒暖の差はまだ激しいですが・・・。
こうなってくると、仕事帰りに生ビールが恋しくなる人が多いのでは(笑)。
萬代橋・新潟市中央区

で6月1日から、萬代橋の周辺にて毎年恒例「第4回 萬代橋サンセットカフェ&ライブ」がスタートしてます。

期間は9月30日(木)までで、主催は新潟市・日本海夕日キャンペーン実行委員会とのこと。

毎日、12時から20時までは、カフェ営業しているみたいです。

 
 
そして毎週土曜日18時から、ジャズを含む各種ジャンルのライブが開催されまーす♪
ライブの情報が公式ページに掲載されておりますので、参考までに。
6月(6/26)には山崎英夫(g)さん、7月(7/24)には新潟ジャズ界の重鎮・長沢好宏(ts)さんが出演予定みたいですね。
 
サンセット・ライブ(毎週土曜 18:00~19:30の間、2ステージ)
 
6月度

6/05    RENA with 小黒 仁 カルテット
6/12    森下 清バンド
6/19    石附直巳 4
6/26    山崎英夫(g)

 
7月度

7/03    FROM CRESCENT
7/10    新潟スウィングミゼット合奏団
7/17    高岡奈央
7/24    長沢好宏(ts)グループ
7/31    吉川ナオミ&ファビオ(g)バンド

 
◎8月以降の予定は未発表。

開催場所 右岸会場:やすらぎ堤 カーサ万代前

<萬代橋サンセットカフェ>

-開催期間-

 
2010年6月1日(火) ~ 9月30日(木) 毎日営業(雨天中止)

-開催時間-

 
●カフェ 12:00~20:00(ラストオーダー19:30)
●ライブ 毎週土曜 第1部18:00~18:30 第2部19:00~19:30

-開催場所-

 
右岸会場:やすらぎ堤 カーサ万代前(毎日開催)
左岸会場:みなとさがん 新潟グランドホテル前(金土日開催)  ※ライブは、右岸会場で開催。

※詳しい情報は、公式HPをご覧下さいませ♪

萬代橋サンセットカフェ_日本海夕日キャンペーン

http://www.yuuhi.net/cafe/
 

Naca Ole Trio@Piano Piano[新潟市・西堀ROSA]

2010年5月22日(土)は、西堀ROSAにある無料ライブスポット『Piano Piano』へライブ鑑賞に・・・。

今回出演するバンド『Naca Ole Trio』のはずが、『Naca Ole Group』に拡大してました(笑)。

 
Naca Ole Trio@Piano Piano

トリオの山崎英夫(g)、五十嵐誠(b)、若林修一(ds) に、尾崎利彦(p)、矢川倫代(vo)が急遽参加。
なんでもこのバンド、粟島で結成されたそうで・・・まあ何で、粟島やねん!とかツッコミをしたい所ですが(笑)。

『人生、志途中で折れることもあるだろう・・・そうであっても演奏をするのがこのバンド(意訳)』
とか、バンド名について説明してました。まあ、ホントはあっち(笑)の意(以下、都合により削除)。

 

このバンド初めて聴いたのですが、ゆるーい演奏と言いつつ、迫力あるドラムのビートにのって演奏。
初めて聴いた若林さんのドラム、結構ドスの効いてて切れ味鋭い、良い演奏してますね。
 

 
演奏は「星影のステラ」、「イパネマの娘」など、御馴染みのスタンダートから・・・。
 
Naca Ole Trio@Piano Piano -02

途中、山崎氏が2/28に開催されたハンク・ジョーンズ(p)さん新潟公演の前座に登場したことをネタにしつつMCを。

『演奏活動の最後に聴いた私の演奏で引導を渡したんじゃあないかなあ』とか、MCしていたステージの後方で、
『そうじゃないだろ!』と、私やステージ運営関係者が突っ込みをいれていたのは内緒だ(苦笑)。

でファーストステージの最後、キャノンボール・アダレイ(as)のあのアレンジで「枯葉」を演奏してました。

山崎英夫(g)@Piano Piano

セカンド・ステージは「セント・トーマス」、「Cジャム・ブルース」と、のりのいい曲からスタート。
1曲「オール・オブ・ミー」だけ、ほんわかとしたヴォーカル入り。

ラストのハービー・ハンコックの「カンタロープ・アイランド」、気合入った演奏でしたねー。
曲調に合わせたのか、ギターの切れ味も幾分、鋭かったような・・・。

演奏終了後、演奏メンバーに日報夕刊(5/8)に掲載された事を伝えました所、結構喜んでいただきました・・・・・ほっ(苦笑)。
このブログと、アメカゴ.netの宣伝も抜かりなくしておきました♪

お世辞だと思いますが、あの(!)若林さんに記事をお褒めいただいたのは嬉しかったですなあ。

Naca Ole Trio@Piano Piano -03

Naca Ole Group
山崎英夫(g) 五十嵐誠(b) 若林修一(ds) 尾崎利彦(p) 矢川倫代(vo)
2010年5月22日(土)新潟市・西堀ROSA まちなかステージPiano Piano

1st Set

01. Stella By Starlight (Victor Young)

02. The Girl from Ipanema (Antonio Carlos Jobim)
03. In A Sentimental Mood (Duke Ellington)

04. Autumn Leaves (Joseph Kosma) *1

2nd Set

01. St.Thomas (Sonny Rollins)
02. C Jam Blues (Duke Ellington)

03. All Of Me (Gerald Marks – Seymour Simons) * Vocal

04. Cantaloupe Island (Herbie Hancock)
05. Closing ~ Take The A Train (Billy Strayhorn)

*1 Arranged From 『Somethin’ Else / "Cannonball" Adderley (Blue Note)』

<今後のライブ情報>

『Naca Ole ~』は、新潟ジャズストリートにも出演します。

日程は7月18日(日)。場所はジョイアミーアにて、18時に登場。
ゲストになんと、今津雅仁(ts)を迎えるそうです。

Naca Ole Jam Featuring 矢川倫代
山崎英夫(g) 尾崎利彦(p) 五十嵐誠(b) 若林修一(ds) 矢川倫代(vo)
ゲスト:今津雅仁(ts)

 

ジャズ喫茶「A7」、新大時代から約20年ぶりに(笑)。

新潟市内の古きよき繁華街、古町地区にはまだ、多くのジャズ喫茶が営業を続けております。
 
新潟市の古きよき繁華街・古町地区

しかも老舗・有名処のジャズ喫茶は、古町のほぼ徒歩で往復出来る圏内に密集してたり(笑)。

ジャズ喫茶の話題が出たので、過去記事より・・・・。

☆新潟市内・新潟県内にある主なジャズ喫茶のリストはこちら。

2010.03.05『新潟市内のジャズ喫茶など』メモ。
2010.03.06「新潟市内・その他のジャズ喫茶」情報メモ2

で、先日のこと。

ハンク・ジョーンズ(p)さん死去のニュースを見た衝撃覚めやらぬまま、ふらふらと古町へ・・・。

約20年ぶり、新潟大学生時代以来の「ジャズ喫茶A7」にお邪魔することにしました。

 
 
細い階段を登り店内へ・・・・あー、何か店の記憶がないっ(笑)。
 
新潟のジャズ喫茶A7の入口と看板 
ただ、店内に漂う雰囲気は、まぎれもなく正統派のジャズ喫茶。
ある分野に長けた者だけが発する、独特の空気感とでもいうものが充満しているように(笑)。

てな訳で、お久しぶりのマスターに自己紹介を兼ねたご挨拶。

ここのマスター、「ジャズ・ヴォーカル」と「ウエスト・コースト」ものなど、小粋なジャズがお好きな模様。

ちなみに当方、「ウエスト・コースト」はともかく(笑)、「ジャズ・ヴォーカル」は手を出してません。
なんで、コレクションをお持ちの方がいると、今後非常にありがたかったりします(笑)。

で、珈琲を注文し、いろいろと音源を聞かせてもらいつつ雑談。

そういえば、ウエスト・コースト・ジャズを流す処って少ないなあ、とか。

「クールの誕生/マイルス・デイヴィス(Capital)」いいよね、とか(笑)。

で、ぐたぐたとお喋り&楽しいマニア談議の締めくくりに・・・珍品登場。

トランペッターのケニー・ドーハム(Kenny Dorham)が、全編ヴォーカルを聴かせるというアルバム(笑)。
「This Is The Moment! (Riverside RLP 12-275)」は、バックはしっかりしてるがヴォーカルが(大笑)。

・・・・まあ、話の種としては、あまりにも物凄すぎる(笑)アルバムではありましたが。(´・ω・`)ノ

This Is The Moment! / Kenny Dorham (Riverside RLP 12-275)

Kenny Dorham (tp,vo) Curtis Fuller (tb) Cedar Walton (p) Sam Jones (b) Charlie Persip (ds)
July 7, 1958 in NYC.

Kenny Dorham (tp,vo) Curtis Fuller (tb) Cedar Walton (p) Sam Jones (b) G.T. Hogan (ds)
August 15, 1958 in NYC.

 

Kenny Dorham Sings and Plays: This Is the Moment!
Kenny Dorham Sings and Plays: This Is the Moment! Kenny Dorham

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こ、今度、『ジャズ喫茶巡りオフ』とか企画しようかなあ。

では、またお邪魔させてもらいます、ジャズ喫茶A7のマスター♪

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●Jazz & Coffee A7

Jazz & Coffee A7 : Top Page

 
住所 新潟市中央区西掘前通3-724 丸屋ビル2F
電話 025-224-9610

営業時間 18:00~24:00
休日:日曜日
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☆これまでの「ジャズ喫茶」訪問記は、過去ブログ記事でどうぞ。

2010.03.26『JAZZ INN 江差屋』へ、ふらりと遊びに行ってきた。

2010.03.23ジャズ喫茶BIRD(バード)に、ふらり、と行ってみた。

スイングジャーナル休刊・・・ありがとう、そしてさようなら。

(株)スイングジャーナル社が発行する月刊誌「スイングジャーナル」が7月号(6/19発売)で休刊とのこと。
 
スイングジャーナル60周年記念号など

終戦後2年目の1947年(昭和22年)4月(6月?)に創刊したというから、今年で創刊63周年かな。
(スイングジャーナル社の記載も本によりばらばらなんですが、面倒なんで1947年創刊で話を進めます)

最盛期(70~80年代)には、発行部数30万部を誇っていたそうですが・・・現在はどうなのか?

Web SwingJournal

 
 
スイングジャーナルは、学生時代からいろいろお世話になった雑誌であります。
休刊のニュースを聞き、各所に保管してある資料をごそごそと引っ張りだしまして・・・情報を整理(笑)。

で以下、つらつらと雑記を記したいと思います。

1947年、戦後は遠くなりにけりの世代にはイメージがいまいち湧かないので、その年のジャズ関係の出来事を列記しときます。

●ブルーノート・レコードが、セロニアス・モンク(Thelonious Monk)の初リーダー録音を敢行。
●バドの神懸り的な演奏「バド・パウエルの芸術(Roost)に収録」が収録されたのも、この年。
●8月4日に、「スターダスト/ライオネル・ハンプトン(Decca)」録音
●チャーリー・パーカー(Charlie Parker)、マイルス・デイヴィスらが参加する自身のバンドで、ダイヤル(Dial)への録音スタート

ちなみにスイングジャーナル休刊のニュース、各業界の方々の方が過敏に反応したように思われます。

土曜朝のJ-WAVE「Radio DONUTS」の番組ナヴィゲーター、渡辺祐さんが「ゴミ置き場から5年分拾ったことがある」という記事を書いてたり・・・。
また発表当日のツイッターでは、業界の方々がたくさんつぶやいていたらしい(伝聞系)。

2010-05-15 – 渡辺祐 blog MAKE IT FUNKY!

 
 
休刊の理由が「広告収入の減少が・・・」との事ですが・・・・。

2007年8月号の付録「SJアーカイブスDVD」に象徴されるよう、デジタル化の波に乗り遅れたのが主原因と推測します。
ちなみに「SJアーカイブDVD」、内容・容量ともにCDに収まるようなトホホな(以下、略)。

 
スイングジャーナル60周年記念アーカイブスDVD

広告の主戦場がWEBに移った今、紙媒体では顧客の老齢化に伴い部数が減る一方で・・・・まあ、その辺りを見極めた英断なのかなあ。

ただ、スイングジャーナル社は63年間に蓄積されたジャズ関連の情報、今後もしっかりと発信してもらいたいですね。
デジタル化が難しいなら、新聞みたいにアーカイブをきっちり冊子としてシリーズ化してしまうとか・・・。

別冊「モダン・ジャズ黄金時代」みたいなピックアップ記事を、希望者に有料で印刷してあげるとか面白いかと。

特にジャズ・ジャーナリスト・小川隆夫さんの連載記事は、きっちり本としてまとめて欲しいです(切に希望)。

油井正一さん(故人)など、各ライターさん毎に、記事・ディスクレビューをまとめるとかもいいなあ。
昔々華やかなりし時代には、植草甚一さんとか個性的なライターさんが数多投稿されてたし。
 
スイングジャーナル創刊号の表紙(アーカイブスDVDより)

休刊後も、公式ブログは継続されるとのこと。
今後の動向を見守りたい方は、公式ブログをご覧下さいませ。

SwingJournalStaff(スイングジャーナル スタッフ)のブログ

 

ハンク・ジョーンズさん最後のスタジオ録音、エイティ・エイツ・レーベルから7/21発売

ハンク・ジョーンズ(p)さん関連の情報が入りましたので、取り急ぎ(写真は新潟公演のパンフです)。

ハンク・ジョーンズ(Hank Jones)さん最後のスタジオ録音が、7月21日に発売されます。

プロデューサー・伊藤八十八さん率いる『Eighty-Eight’s(エイティ・エイツ)』レーベルから。
伊藤八十八さんは確か、新潟公演にも同行されていたと思います。
 
ラスト・レコーディングは、東京都内にて今年(2010年)2月24日に録音。
 
丁度来日中だったらしい、ロイ・ハーグローヴ(tp)が飛び入り参加した模様。
 
なお各情報は、下記リンクに掲載されておりました。

ハンク・ジョーンズ氏最後のアルバム7月21日に発売:芸能:スポーツ報知

 
 
 
収録曲など、詳細は判り次第・・・・。
 

ハンク・ジョーンズさんのラスト・コンサートは新潟?

ミスター・スタンダード、ハンク・ジョーンズ(Hank Jones)さんが現地時間16日午後に死去、91歳。
生涯最終公演はなんとジャズの街、新潟市・りゅーとぴあ(推定です)。
 
ハンク・ジョーンズのラスト・コンサート(推定)

各媒体で報じられた通り米国のジャズ・ピアニスト、ハンク・ジョーンズさんがお亡くなりになりました。

日本公演を終えてしばらく後、体調を崩して入院され、死去する数日前にホスピス(※1)に移られたそうで・・・。

 
つまり、2/28(日)に行なわれた新潟市・りゅーとぴあ 『The Great Jazz Trio by Hank Jones』での演奏が、ラスト・コンサートになった模様。
情報を整理して、有名ジャズ・ミュージシャンのラスト・コンサートを聴いた、と判った途端、涙がこぼれそうになりましたね。

ここで、日本でのラスト・コンサート・ツアーの情報をまとめます。

 
●2/17(水)から2/22(月)まで、ブルーノート東京で公演。
●2/26(金)、山口県下関市のクラブビリー
●2/28(日)、りゅーとぴあ(新潟市民芸術文化会館) ← ラスト・コンサートだと推測。
 
 
以下、各公演の情報などをまとめておきますので、興味のある方はご覧下さい。
 
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●2/17(水)から2/22(月)まで、ブルーノート東京で公演。
 
※ブルーノート東京のサイト、小川隆夫さんのジャズ・ブログより
HANK JONES-ハンク・ジョーンズ

小川隆夫のJAZZ blog 『 Keep Swingin’ 』 : 2010-02-24 ハンク・ジョーンズ・トリオ@「BNT」

————————————————————
●2/26(金)、山口県下関市のクラブビリー

※詳細不明※

————————————————————
●2/28(日)、りゅーとぴあ(新潟市民芸術文化会館)

 
 
お医者さんでもある小川隆夫さんのブログ上でのやりとりで、ホスピスという言葉が出てきたので調べてみました。
ホスピスとは、ターミナルケア(終末期ケア)を行う施設のことなんですね。