山下達郎SSB20170115『トリ(チキン)』で棚からひとつかみ PART 2」#1266

山下達郎さんのご長寿ラジオ番組「サンデー・ソングブック」のプレイリストを、気が向いたときにご紹介していきます。

山下達郎サンデー・ソングブック
JFN (TOKYO-FM系 全国38局ネット)毎週日曜日 14:00~14:55

山下達郎の個人コレクションを使って発信される日本最高のオールディーズ・プログラム!!


2017年01月15日プレイリスト
「トリ(チキン)で棚からひとつかみ特集 PART 2」#1266

01. ヘロン/山下達郎「COZY」1998年「Opus~All Time Best 1975-2012」2012年
作詞・作曲/Producer:山下達郎



02. CHICKEN BONE BONE/THE MANHATTAN TRANSFER「Jukin’」1971年
Writer:Bobby Mckinnon, Gene Pistilli
Producer:Tim Hauser, Adam Mitchell

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山下達郎SSB20170108『トリ(チキン)』で棚からひとつかみ #1265

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2017年01月08日プレイリスト
「『トリ(チキン)』で棚からひとつかみ」#1265

01. ドーナツ・ソング / 山下達郎 「コージー」「オーパス」1998
作詞・作曲/Producer:山下達郎



02. CHICKEN LITTLE / PICO PETE 1956
Writer:Robert Scherman
A-Side「Hot Dog」

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山下達郎SSB20170101『新年』で棚からひとつかみ #1264

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2017年01月01日プレイリスト
「『新年』で棚からひとつかみ」#1264

01. ROCK’N’ROLL お年玉 / 大瀧詠一「ナイアガラ・カレンダー」 1977
作詞・作曲/Producer:大瀧詠一



02. FUNKY NEW YEAR / EAGLES 1978
Writer:Don Henley, Glen Frey
Producer:Bill Szymczk
※A-Side「A Please Come Home forChristmas」

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山下達郎SSB20161225「年忘れ夫婦放談 ゲスト:竹内まりや」#1263

山下達郎さんのご長寿ラジオ番組「サンデー・ソングブック」のプレイリストを、気が向いたときにご紹介していきます。

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※まりやさんの「部活動」音源は全部「未発表」につき、オリジナルバージョンの音源を掲示しておきます。
※達郎さんのカバー曲も、オリジナルバージョンの音源を掲示。


2016年12月25日プレイリスト
「年忘れ夫婦放談 ゲスト:竹内まりや」第1263回

01. SPECIAL DELIVERY~特別航空便 / 竹内まりや 「ポートレイト」 1981
 作詞・作曲:竹内まりや



02. すてきなホリデイ / 竹内まりや 「ボナペティ!」 2001
 作詞・作曲:竹内まりや/Producer:山下達郎

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山下達郎SSB20161218「年忘れ夫婦放談 ゲスト:竹内まりや」#1262

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※まりやさんの「部活動」音源は全部「未発表」につき、オリジナルバージョンの音源を掲示しておきます。


2016年12月18日プレイリスト
「年忘れ夫婦放談 ゲスト:竹内まりや」第1262回

01. クリスマス・イブ (ENGLISH VERSION) / 山下達郎 1983
作詞・作曲:Alan O’Day, 山下達郎
Producer:山下達郎


02. 復活Love / 嵐 2016
作詞・作曲:竹内まりや, 山下達郎
『Are You Happy?』


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山下達郎SSB20161211「年忘れリクエスト大会」#1261

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2016年12月11日プレイリスト
「年忘れリクエスト大会」第1261回

01. クリスマス・イブ (ACOUSTIC LIVE) / 山下達郎 1983


02. WALK RIGHT IN / THE ROOFTOP SINGERS 1963
Writer:Gus Cannon, Hosea Woods
Producer:Erik Darling, Bill Svance
『Walk Right In!』(Original Album)
※Cannon’s Jug Stompers 1927年


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山下達郎SSB20161204「年忘れリクエスト大会」#1260

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2016年12月04日プレイリスト
「年忘れリクエスト大会」第1260回

01. クリスマス・イブ / 山下達郎 1983
作詞・作曲/Producer:山下達郎/『Melodies』(Original Album)



02. I CAN’T LET GO / THE HOLLIES 1966
Writer:Chip Taylor, Al Gorgoni
Producer:Ron Richards/『Would You Believe?』(Original Album)

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大富豪・フローレンスおばさんの「夜の女王のアリア」【珍盤奇盤怪盤】

達郎さんはこれまで、自らのラジオ番組で「珍盤奇盤怪盤」という、へんちくりんな音源だけをオンエアする特集を何度かやってきました。

私の手元にあるオンエアテープで最も古いのは、NHK-FM「サウンドストリート」木曜日、1985年06月06日にオンエアされたもの。

その後、サンソンに移行してからも「珍盤奇盤怪盤」はカルトな人気を誇り、古今東西・奇妙奇天烈な音源を紹介して、現在まで続いております。

そんな、山下達郎さんのラジオの人気特集【珍盤奇盤怪盤】より1曲。

アメリカの大家政子こと、アメリカの大富豪、フローレンス・フォスター・ジェンキンス(Florence Foster Jenkins)さんのソプラノ歌唱による、歌劇「魔笛」から『夜の女王のアリア(モーツァルト)』を。

フローレンス・フォスター・ジェンキンス(Florence Foster Jenkins)/
歌劇「魔笛」から夜の女王のアリア(モーツァルト)
(”Der Holle Rache” – Mozart’s “Queen of the Night” aria from “The Magic Flute”.)

まあ、『夜の女王のアリア』をご存知の方なら、この破壊力をご堪能いただけたと思われます。
(´・ω・`)

タイミングのいいことに2016年、イギリスで制作された、彼女を題材にした映画『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』が、2016年12月に日本で公開されるようです。

その日本公式サイト、wiki、そして達郎さんの解説などを参考に、フローレンスおばさんの華麗(?)なる経歴をご紹介していきます。

1868年、裕福な家庭に生まれたフローレンスさん、この通り超絶な音痴にも関わらず、自らは「偉大な音楽家」だと信じて疑わなかったそうな。
1909年、紆余曲折の後に父の遺産を受け継ぎ大富豪になった彼女、母と故郷のペンシルバニアからニューヨークへ移住し、社交界デビュー。
1912年(43歳)、フローレンスさんは念願の歌手デビュー。公の場でその美声(本人がそう思い込んでる)を披露。

その後は自ら創設した「ヴェルディ・クラブ」の音楽界やリサイタルに参加。

1930年(61歳の時)、ピアノ伴奏者としてコズメ・マクムーン(Cosme McMoon)を雇用。
1938年(69歳の時)、ニューユークのラジオ局で毎週日曜日午後、リサイタル番組がオンエアされる。5ヶ月続いたそうなんで、人気番組だったんだろうと推定。

1944年(76歳の時)、高まる公衆の要望に応え、遂にカーネギー・ホールで、リサイタルを開催。その数ヵ月後、急逝しているそうです。

ちなみにそれまでは、彼女のファンクラブのご婦人方と、限られた人しか、彼女の美声(本人がそう思い込んでる)を聴く事が出来なかったそうな。

カーネギー・ホールでのリサイタルは、クラッシックの名門RCAレーベルから、アルバム「人間の声の栄光(????)」として発売。ベストセラーとなったそうな。

あとナクソスから「ハイCsの殺戮」というCDが発売されてる模様。

ちなみに、きちんとした歌手が歌う「夜の女王のアリア」はこんな感じだそうです。

夜の女王のアリア(モーツァルトの歌劇「魔笛」より) / Roberta Peters

しかし、映画にある通り、記者を買収して、フローレンスおばさんの批判記事を書かせないようにしたというくだりは凄いなあ。富豪らしい金の使い方というか。

で、何となく筒井康隆の「富豪刑事」を思い出します。
強欲な実業家だった父の巨額な遺産を、難事件を解決するため、湯水の如く使うという話と似てるような・・・無茶をとりあえず、潤沢な資金で解決するというあたりがね。

我々のような一部好事家のネタでのみ語られてきたフローレンスおばさんですが、映画化を気に人気が再燃するかもしれませんね。


「珍盤奇盤怪盤」特集のオンエア会を整理してたら、丁度、映画が公開されるタイミングだったので、ブログ記事にまとめてみました。

達郎さんのラジオでオンエアされたものには、新潟の誇り・遠藤実先生の「ミノルフォンレコード」で録音された超絶なる作品群がございますが、そのあたりは次回に。

「雪子のロック/藤健次」最強!とだけ、書いておきます。

山下達郎SSB20161127「棚からひとつかみ+リクエスト」#1259

山下達郎さんのご長寿ラジオ番組「サンデー・ソングブック」のプレイリストを、気が向いたときにご紹介していきます。

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2016年11月27日プレイリスト
「棚からひとつかみ+リクエスト」第1259回

01. RIDE ON TIME / 山下達郎 1980
作詞・作曲/Producer:山下達郎




02. DON’T PULL YOUR LOVE / HAMILTON, JOE FRANK & REYNOLDS 「Hamilton,Joe Hamilton&Renolds」1971
Writer:Dennis Lambert, Brian Potter/Producer:Steve Barri


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山下達郎-風の回廊(コリドー)のバージョン違いについて

今回はある意味、私自身の「トラウマ(笑)楽曲」とも言える、とある曲の「バージョン違い」について少し解説致します。

風の回廊(コリドー)は、「ホンダ・クイント インテグラCFイメージソング」に採用され、1985年3月25日にシングル発売された楽曲。

山下達郎初のデジタル・レコーディング作品。

初めてコンピューター(PC-8801)を導入したためか、これまでアナログ環境で制作した作品群と比べ、やや地味というかおとなしめな印象を受ける曲です。

山下達郎-風の回廊(コリドー)

風の回廊(コリドー)【アナログシングル盤】
Moon / Alfa Moon MOON-719(1985年3月25日発売)

Side A
 風の回廊コリドー
 作詞・作曲・編曲:山下達郎

 山下達郎(synthesizers with PC-8801, electric guitar, acoustic guitar, glocken, percussion, background vocals)
 青山純(drums)
 淵野繁雄(tenor sax solo)

Side B
 潮騒 (LIVE VERSION)【1984年1月6日、大阪フェスティバルホール】
 作詞:吉田美奈子/作曲・編曲:山下達郎

山下達郎(vocal, electric piano)
青山純(drums)
伊藤広規(synth bass)
椎名和夫(electric guitar)
野力奏一(acoustic piano)
中村哲(synthesizers)
佐野公美(background vocal)
森真帆(background vocal)
村田和人(background vocal)

初のデジタル・レコーディングで、初めてコンピューター(PC-8801)を導入した「風の回廊 (コリドー)」。

これまでのアナログ環境で制作した作品と比べ、「音圧」など出て来る音がまったく異なり、ご本人も相当悩んだ模様。

そんな訳で制作スケジュールも大幅に遅延(笑)。
エンジニアを担当していた吉田保氏が作業途中に他の仕事が入った関係で、山下達郎がトラックダウン(ミックス)を担当するという珍事が発生。

トラックダウンされた5つのバージョンのうち、達郎さん自ら手がけた4番目のテイクが、シングルに採用されることになりました。
NHK-FMラジオで達郎さんが話してた内容を整理すると、5つのバージョンはこんな感じだったらしいです。

●吉田保ミックス(吉田保トラックダウン)

take 1:普通に始まって、普通に終わるテイク[歌が違う]※サウンドストリートでオンエア
take 2:エンディングがアカペラに戻るテイク

●山下達郎ミックス(山下達郎トラックダウン)

take 3:イントロにコーラスが入っていないテイク
take 4:一回アカペラになって、また演奏に戻っていくテイク[シングル採用テイク]
take 5:エンディングがアカペラのまま終わるテイク

ちなみにCMバージョンは、楽器編成等が異なる模様。

ということで、最初にトラックダウンされた没テイクが、1985年5月16日放送の「サウントストリート(Sound Street)」でオンエア。

それを聞きそこねた私が、以降のラジオ番組を可能な限り録音し続ける、という暴挙(笑)に走るきっかけとなったのでありました。

何故か、その回がアップされているですね(笑)。まあ、そのうち消滅すると思いますが。

まだ、テープの山に埋もれ発掘しきれてない関係で、音源チェックしてないのですが、ご長寿番組サンソン(サンデー・ソング・ブック)でも「別テイク」がオンエアされてるようですね。同じバージョンなのか、はたまた別バージョンか。

「風の回廊 (コリドー)」は、アルバム「POCKET MUSIC」に収録されております。

ムーンレーベルでのベストアルバム「TREASURES」、オールタイム・ベスト「OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜」に収録されております。


また、ライブバージョンが、2005年10月26日発売のシングル、「白いアンブレラ/ラッキー・ガールに花束を」に収録されております。

この他、サンソン等のラジオで、他会場でのライブ音源が多数オンエアされてますが、整理しきれてないので、そのちに・・・。